2008-06-30(Mon)

保育園とこどものお仕事

子どもを保育園に入園させたいと思い、何箇所か見学していたときのこと
某保育園に朝うかがったら、異様な光景に「唖然」としてしまいました。

朝っぱらから
ここは、「ディスコ」かと思うような大音響で
音楽が流れ、ホールでは、保育士さんが、
お立ち台のギャルのように
両腕をフリフリ「さあ!みんな踊って、踊って!」
「エイエイ!♪」
・・・・・・・・
この方たちは、いったい何を勘違いしているのであろうか?

保育園とは、家庭保育の延長線上にあり、
淡々と子どもの身の回りのお世話をしていればよろしいのではないか?

テレビの子ども番組じゃあるまいし
こどもを踊らせたりゲームさせたり、
子どもを「楽しませる」のが保育ではないと私は思う
ごく普通の家庭で、「ダンスが好きな親ならいざ知らず」
一日中、こどもと遊びまくっている親がどこにいるのだ。

子どもは、どうやって社会生活を身につけるのか?
それは、家庭の中で、親が、家事をこなしたり
来客があったときの接し方を垣間見たり
電話の応対ぶりを聴いたり、
生活をすることによって社会生活を身に着けるのです。
一日中、踊ったり、ゲームしたりつまり
  遊ぶことでは、社会性や生活に必要なノウハウを
身に着けることは出来ないのです。 

また、他の保育園では、「時間」がゆったり流れているような保育園もありました。
保育士さんは、シンプルな遊び道具で、遊んでいる子どもたちを静かに見守り
時々、女の子の髪を丁寧にクシですいて、綺麗に編んであげたり
服のリボンを結び直したりしていました。

家事の合間にお母さんが見せる子どもへの慈しみの眼差しを感じました。

子どもの仕事は「遊び」ではありません
意識して遊ばせる必要は無いのです。
子どもは「遊びたければ、勝手に遊ぶからです」
生活を遊びに取り込むことによって社会性を獲得します。
遊びを大人が「させること」からは何も学びません。

保育園でひたすら子どもを楽しませようと骨を折ることは無いのです。

受身で遊んでもらうことで、自分で、遊びを創意工夫することが出来ないのは
とても残念なことです。

2008-06-28(Sat)

現代人と五感

何年か前の出来事ですが、
夏休みのラジオ体操のときです。
体操をしている途中で、
いきなり、バケツをひっくり返したような
大雨が降り始めました。

私は、何も考えず、一目散に校舎の階段下へ走っていきました。

ところが、
他の人は、そのまま体操を続けているのです。
私は、びっくりしました。

まるで、みんながロボットみたいに見えました。
私は、あわてて、子どもの手を引っ張って
「なにやってんの!こんな大雨降ってるのに!」
と叫んでいました。
他の人は、私の声ではっとしたように
校舎のところへ駆け出しました。

子どもは
「誰も何も言わないから、そのまま続けていた」と言っていましたが、

土砂降りの雨です。普通なら、反射的にその場から逃げるはずです。
誰かに「雨が降っているから、建物の影に避難してください」と言われなければ
ずぶぬれになってもなんとも思わないと言うのは、「変」です。
これでは、地震や火事が起こっても、誘導してくれる人がいなかったら
どんに危険が迫っていても逃げないかも知れません。
子どもにとって「教育」も必要ですが
「五感」を使う訓練もしなければいけないのではないかと思います。





2008-06-21(Sat)

五感で子育て

この頃、食に関する偽造事件が、問題になっている。
しかし、偽造されたり、賞味期限をごまかしたりしている食品に
あまり疑問を持たない一般大衆にも、問題は無いだろうか

昔、食品に「賞味期限」なるものが記載されて無い時代、
臭いや食感、色などを五感を使ってチェックしていました 
同じものを食べながら、「ん?これ変だぞ?」と感じる人と
感じない人がいます。普段こういった、五感を使っていないと
感覚は鈍ってきます。

さて、子育ての話になりますが、
子育ても、「マニュアル」に頼りすぎていたり
いろんな専門家の「講演」など聴いて

自分の五感を使わず、他者から借りてきた情報を頼りに
子育てしている人が、多くなっていないか心配です。

視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚、
五感を総動員して子どもを育てることを「意識」することが、今は
必要だと思います。

私は、昔、赤ちゃんを抱っこしてあやしていたら
「抱き癖がつくわよ」といわれました。

でも、泣いている赤ちゃんをあなたは、ほったらかしにできますか?
そう言われて、抱っこするのをやめたという方がいました。

何故、自分の感覚で、判断しないのでしょうか?

よく、「子どもを保育園に預けるべきかどうか?」と言う質問が、
本に載ったりします。
どうして自分で考えないのでしょうか?
どちらが正しいかなんて誰もわからないはずです。
100人の人に聞けば、いろんな意見があるでしょう

結局人は、自分に「都合の良い」情報だけ
チョイスして、さもそれが正しいように思い込むのです。
2008-06-18(Wed)

「読み聞かせ」と「古典」

読み聞かせについて
「古典」にこだわる方がいます。
私にしてみれば、
「古典」だろうが「最近の絵本」だろうが、どちらでもいいのです。

子供の「言語能力」や情操は、 「読み聞かせ」や「読書」のみで
培われるものではないからです。


子供の「言語能力」の多くは、両親や身近な大人との
コミニュケーションによって獲得されるのです。

絵本を子供がせがむのは
両親にできるだけ自分のそばにいてほしいからです。
つまり「かまってほしい」という意思表示です。

「うちの子本当に絵本が大好きで一度に何冊も読んでくれってせがむのよ」

という方は、子供とのふれあいが足りないのかもしれません。
または、子供がしつこく絵本をせがむときは、
「不安なのかな?」「寂しいのかな」と考えてみるべきです。

さて、「古典」の絵本でよく話題になるのが「グリム童話」ですが
この作品は、子供にとって「良書」 でしょうか?
まず、このお話の中に
「貧しい、心の美しい一般庶民が出てきて、よい行いをすると
かならず、神様や魔法使いが、永遠の富や美しさを与えてくれます。

「他人に施すのは、見返りを期待したときにそれは、もう施しではありません」
人に親切にするのに
「不親切にするとバチがあたるから」とか
「良いことをすると神様が天で見ていてくれて必ず、いいことがあるから」
では、「乞食根性」になってしまいます。

「他人を幸せにすると自分も幸せになれる」というときその人は
「自分が幸せになるために他人の幸せを願う」という偽善的な
パラドックスに陥るのです。

他人に親切にしたり、他人の幸せを願うのは、
人間として「当たり前のこと」であり
見返りをきたいするものではありません。

「グリム童話」は優れた作品です。
でも、子供に読んであげるのはどうかと思います。

ずいぶん前、
学生が「何故 人を殺してはいけないのか?」との問いに
「理屈なんてない、殺してはいけないからいけないんだ」という回答があったという話を聴きましたが

良い行いにも「理屈」なんてないと思います。
まず、自分自身が幸せであること
幸せな人は、それだけで、他人も幸せにしてあげられる。そんな気がします。




2008-06-08(Sun)

子育てと読み聞かせ

「読み聞かせ」最近は、「読み語り」ともいいますが、
どうして読み聞かせをするのでしょうか?

ある人は、「親子のコミニュケーション」といいます。

実際、子供が心から欲しているコミニュケーションって何でしょうか?

私は、「対話」だと思います。
父や母が、なにげなく
「私が、子供のころ、こんなことがあってね・・・」
と話す時、そこには、
生きた 会話があります。
どうして、どこかから持ってきた絵本や本でなくてはいけないのでしょうか?
「子供の情操教育に良い」という人もいます。

でも、どこかで、ちらちらと
 教育効果 
を期待している「本音」も見え隠れします。

「本好きな子供になってほしい」というのも聞きましたが
私は、親に読み聞かせしてもらったり、
もちろん家に絵本の類もありませんでした。
でも、本世読むのが好きです。

只、

 父が、とても話好きでした。 
戦争中の話など、何度も聞かされました。
テレビを見ていると、これまたいろんな世間話をしてくれました。

父は、話したいから話していたのです。、

 話すことで子供に良い影響を与えている 
なんて気持ちは微塵もなかったはずです。

絵本を読んであげることで
「子供に良い影響を与えている」と思ったとき
それは、 「 お勉強 」
であり、生きた会話とは程遠いものになっているのです。

多分、テレビの登場で、この「生きた会話」が」成立
しなくなり、意識的にせよ、絵本をや本を持ってきて
子供との関わりを取り戻すことに
「読み聞かせ」の意義があるのでしょう

「読み聞かせ」はあくまでも、親子がかかわる上でのツールであり
そのものに、
 子供を「良い子」にする効果をを期待すべきでは無いと思います。


あなたの“泣きのツボ”にフィット!99の感動物語!





2008-06-01(Sun)

子育てと親の資質

本屋には、「男の子の育て方」とか「長女の育て方」とかまるで、
金魚や犬のように「カテゴリーわけ」した本が、置かれています。

さて「親の資質」ですが
「私の子育て大丈夫かしら」
と自信のない方もたくさんいらっしゃるかと思いますが
 子育ては子供の数だけあるのです。
そして「 理想の子育てなんか ありません」
子育てに「自信」なんて持つ必要はないのです。

1番よろしくないのは、
 「子供を立派に育てて、みんなに親として
高く評価してもらいたい」

というさもしい気持ちなのです。

 
 誰にも評価してもらうことはありません。
誰にも褒めてもらう必要なんてありません。

子供は、あなたの「作品」ではありません。
子供はあなたの「成績表」でもありません。
天からの「預かり物」です。 
あなたのなすべきことは、 ただただ子供を「雨風」から守り
栄養のあるものを食べさせ
見守ることなのです。

そしてあなたは、あなたのままで子供を愛してあげればいいのです。


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